水路

生活、まれに音楽

200m先のT字路を直進してください

ひとつのイベントが終わった。達成感を得た。それに付随して予想外のハプニングが起きた。悲しいというよりむしろ嬉しいものだった。気持ちが弾んだ。しかし爆弾を首に巻いた、というか巻かれた。息がしづらい。ミスを犯した。さらに息苦しくなった。背後を見た。退路が断たれていた。喉元までせり上がる不安と後悔。楽しい気持ちが消えた。



背負う期待が大きくなるほど、足取りは重くなり右に左にふらふら。常日頃からしがらみに囚われているというのに、息抜きさえままならなくなった。この肩にのしかかる期待を下ろしてどこか遠くへ行きたい。走って走って肺が空になるまで走って、そのまま崖から飛び降りてしまいたい。


行動や発言の責任がすべて自分に帰結するが故やっていた。それはもう好き放題に。でも、もしそこに他人が介入するというなら話は変わってくる。なぜなら、自分の一挙手一投足が他人への迷惑を孕んでしまうから。ではその迷惑の責任は誰が取る?もちろん自分。取りきれるのか?おそらく無理。ならどうする?やめるか消えるかの2択でしょうね。


せめて燃え尽きる覚悟があったなら。残念ながらそんなものどこにもない。八方塞がりだ。