早朝、散歩をしていたら、道でカラスが死んでいた。まだ息絶えて間もないのか、虫も湧いていない。目がビー玉みたいで綺麗だった。珍しいものに出くわしたことで上がるテンションと、死んだ生き物を前に浮かれるのはどうかという気持ちがないまぜになったま…
夏なのにそれらしいことをひとつもしていないと気づき、花火大会へ行くことにした。夕暮れ、家を出て駅へ向かう。駅のホームは、やはり花火を見に行くであろう若者や親子連れでごった返していた。浴衣や甚兵衛を着ている人もチラホラいる。電車を降り、群衆…
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